○ラヴクラフト全集1
「インスマウスの影」
「壁のなかの鼠」
「死体安置所にて」
「闇に囁くもの」
○ラヴクラフト全集2
「クトゥルフの呼び声」
「エーリッヒ・ツァンの音楽」
「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」
○ラヴクラフト全集3
「ダゴン」
「家の中の絵」
「無名都市」
「潜み棲む恐怖」
「アウトサイダー」
「戸口にあらわれたもの」
「闇をさまようもの」
「時間からの影」
「資料:履歴書」
○ラヴクラフト全集4
「宇宙からの色」
「眠りの壁の彼方」
「冷気」
「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」
「彼方より」
「ピックマンのモデル」
「狂気の山脈にて」
「資料:怪奇小説の執筆について」
○ラヴクラフト全集5
「神殿」
「ナイアルラトホテップ」
「魔犬」
「魔宴」
「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」
「レッド・フックの恐怖」
「魔女の家の夢」
「ダニッチの怪」
「資料『ネクロノミコン』の歴史」
○ラヴクラフト全集6
「白い帆船」
「ウルタールの猫」
「蕃神」
「セレファイス」
「ランドルフ・カーターの陳述」
「名状しがたいもの」
「銀の鍵」
「銀の鍵の門を越えて」
「未知なるカダスを夢に求めて」
○ラヴクラフト全集7
「サルナスの滅亡」
「イラノンの探求」
「木」
「北極星」
「月の湿原」
「緑の草原」
「眠りの神」
「あの男」
「忌み嫌われる家」
「霊廟」
「ファラオとともに幽閉されて」
「恐ろしい老人」
「霧の高みの不思議な家」
初期作品/夢書簡/資料・断片
○ラヴクラフト全集 別巻 上
ラヴクラフトは数多くの添削や共作を手がけ、ほぼ全面改稿に近いほど手を加えたものもある。その一部は全集に収録されたが、今回は程度の多少にかかわらず、ラヴクラフトの手の入った作品を執筆年代順に別巻二冊に網羅した。上巻には、連続殺人鬼の異常心理をあつかった「最愛の死者」、地獄絵の恐怖を描く「メドゥサの髪」ほか十二編を収める。
イリザベス・バークリイ「這い寄る混沌」
ソウニャ・H・グリーン「マーティン浜辺の恐怖」
C・M・エディ・ジュニア「灰」
C・M・エディ・ジュニア「幽霊を喰らうもの」
C・M・エディ・ジュニア「最愛の死者」
C・M・エディ・ジュニア「見えず、聞こえず、語れずとも」
ウィルフリド・ブランチ・トールマン「二本の黒い壜」
アドルフェ・デ・カストロ「最後の検査」
ズィーリア・ビショップ「イグの呪い」
アドルフェ・デ・カストロ「電気処刑器」
ズィーリア・ビショップ「メドゥサの髪」
ヘンリイ・S・ホワイトヘッド「罠」
○ラヴクラフト全集 別巻 下
ラヴクラフトが手がけた添削・補作を執筆年代順に集成した別巻二冊をもって、本全集は完結する。下巻には、奇怪なミイラに秘められた太古の恐怖が甦る「永劫より」、金星にそびえる不可視の巨大迷路をさまよう男の焦燥を描く「エリュクスの壁のなかで」、海が湛える戦慄と神秘を詩情豊かに綴る「夜の海」ほか全十一編に別巻収録作品の解題を付す。
ヘイズル・ヒールド「石の男」
ヘイズル・ヒールド「羽のある死神」
ヘイズル・ヒールド「博物館の恐怖」
ヘイズル・ヒールド「永劫より」
ヘイズル・ヒールド「墓地の恐怖」
ドゥウェイン・W・ライムル「山の木」
R・H・バーロウ「すべての海が」
ドゥウェイン・W・ライムル「墓を暴く」
ウィリアム・ラムリイ「アロンゾウ・タイパーの日記」
ケニス・スターリング「エリュクスの壁のなかで」
R・H・バーロウ「夜の海」
ラヴクラフトは不遇のままその生涯を閉じた。だが、彼の創造したクトゥルー神話は没後高く評価され、時代を越えて世界の読者を虜にしている―。頽廃した港町インスマスを訪れた私は、魚類を思わせる人々の容貌の恐るべき秘密を知る(表題作)。漂流船で唯一生き残った男が握りしめていた奇怪な石像とは(「クトゥルーの呼び声」)。英文学者にして小説家、南條竹則が選び抜いた、七篇の傑作小説。
「異次元の色彩 」
「ダンウィッチの怪 」
「クトゥルーの呼び声 」
「ニャルラトホテプ 」
「闇にささやくもの 」
「暗闇の出没者 」
「インスマスの影」